ToLOVEる-とらぶる- Vol.8 矢吹健太朗/長谷見沙貴
万能ツールで海水浴場へひとっ飛び！海ではしゃぐリト達だが、帰る術を 【収録話】
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脚本：長谷見沙貴氏、漫画：矢吹健太朗氏の学園ラブコメディ 「ToLOVEる-とらぶる-」 の第8巻、「ドキドキ♥サバイバル」 です。
「週刊少年ジャンプ」 H19年35号〜44号掲載分収録。2008年3月4日発売。
※ 執筆者の好みにより、古手川唯中心の感想です
▼ トラブル62 ： 「恋人気分で夏祭り」
夏祭りにやってきたリトだが、人混みでララたちとはぐれてしまう。すると偶然春菜に出会い、2人で祭りを回ることに。
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年35号。
今回は何と言っても、唯の浴衣姿です。いや…ララや美柑も着てますし、どちらかというと春菜がヒロインの回なんですけど、
自分にとっては唯が一番ということで。いつもと違って、アップにした髪型も良いですね。
でも、相変わらず一人ぼっちで夏祭りに来ているあたりに、切なさを感じずにはいられませんが、唯はお祭りに来たかったワケ
じゃなく、見張りに来たんだと言い張ってます。まぁ、浴衣まで着てお祭り気分全開な時点で、嘘なのはバレバレですけど。
一人ぼっちの唯に気を使ってるんだとしても、奥手なリトの性格からすれば、『一緒にまわらねー？』 と唯を誘ってるのは、
かなり意外という感じがします。これは、ララと出会ってから、女の子に囲まれた生活を送っているおかげで、女の子に免疫
が出来てきた結果だと思いますが、唯みたいな可愛い女の子を気軽に誘えるというだけで、かなりの進歩だと思います。
まぁ、好きな女の子 （春菜） に対しては、まだまともに会話も出来ないみたいですけどね。
リトと （グーパンチで） 別れた後、唯はリサミオに合流したようですけど、結構風紀を乱してそうなリサと、風紀にうるさい唯は
性格的に水と油になりそうですが、案外二人が仲良くなれそうな感じなのは良かったです。自分はリサも結構好きな方なので。
トラブル62 ： 唯の登場コマ数 （18） 【 執筆者による適当調べ 】
▼ トラブル64 ： 「おかしな春菜ちゃん」
まるで人が変わったように明るくなった春菜。そんな彼女に呼び出されたリトは、愛の告白を受けるのだった！
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年38号。
この回では、春菜に胸を揉まれるためだけに登場する唯。結構こういう扱いが多いですね （笑）。
しかしさすがの唯でも、春菜 （お静ちゃん） にハレンチなことをされたからといって、鉄拳制裁というわけにはいかないようで、
珍しく少し困ったような表情で、ブラジャーを外されるまでされるがままになってます。というか、お静ちゃんはどうやって唯に
気づかれることなく、ブラを外すことが出来たんでしょうか。
今回は、再登場となったお静ちゃんが春菜に憑依してますが、テンションの高い春菜はやっぱり違和感があります。
そういえばこの回あたりから、唯の前髪の分け目があまりキッチリしなくなって来たかもしれません。
トラブル64 ： 唯の登場コマ数 （9） 【 執筆者による適当調べ 】
▼ トラブル66 ： 「泳げ！イルカくん」
ララの発明品を使って、海へやってきた一行。ひとしきり遊んで帰ろうとするが、なんと帰る方法がないことが判明！？
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年40号。
唯が登場して以来初めての水着回です。正直猿山とレンは要りませんが （笑）、レンは今後急速に出番が無くなっていくので、
少しくらい登場させてあげてもいいでしょう （上から目線）。レンが来ないと、ルンも来れなくなりますしね。
相変わらず友達いない唯は、「若い男女だけでは風紀が乱れるわ！」 と強引に付いて来ましたが、唯が入っても若い男女だけ
なのは、変わらないのではないのかと （笑）。まぁ、半分口実だということは、浮き輪持参で遊ぶ気満々なのが物語ってますが。
ララ、春菜、唯の水着が三人ともビキニタイプなのは、結構意外な感じです。ララはイメージ通りですけど、春菜はワンピで唯は
タンキニあたりかな…というのが、自分の勝手なイメージでした。いや、あくまでイメージであって、ビキニで全然いいですけど。
しかし、普段男子と海水浴に来ることなんか無さそうな唯なので、水着姿を見られることをもっと恥ずかしがるかと思いましたが、
そうでもなかったですね。むしろ泳げないことの方を気にしてたみたいで、少し高い波が来ただけで 「ビクッ」 となってたり、リトに
『泳げないの？』 と図星を指されて、「ドキーン」 となってるのが可愛かったです。
そういえば、唯はあんまり運動が得意じゃなさそうな設定でしたか。
そして、今回は遂に唯もToLOVEる-とらぶる-の洗礼を受けて、リトに胸を見られてしまいました。まぁ、この漫画に出た以上、
必ずいつかは通る道なので、諦めるしかないでしょう。どうせこれからも散々脱がされるんですし （笑）。
トラブル66 ： 唯の登場コマ数 （36） 【 執筆者による適当調べ 】
▼ トラブル67 ： 「怪奇の森の住人」
帰る方法を見つけるため、まずは周辺の住民を探すことに。だがそこで見つけたのは、恐竜などの原始生物…！？
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年41号。
1コマ目から汗だくでアイスを舐めてる美柑ですが、この子はよくアイスを舐めてますねぇ。
…べ、別に小学生相手に変な妄想とかしてませんよ？扉絵の水着も健康的で…って思ったら、ちょっとエロいですね。
ララの失敗によって海から帰れなくなってしまい、不機嫌オーラ全開な唯。それに対して、冷静に状況を整理する春菜と、
表向きはみんなに合わせて、裏で黒い感情を募らせるルン。
そんなみんなに迷惑をかけていることに、珍しくララが落ち込んだ顔をしてるのが、逆に事態の深刻さを物語ってる気もします。
しかし、こういう時にみんなをまとめられるのが、優れたリーダーの資質…ということで、普段は大人しい春菜が、みんなに声を
かけて一緒に頑張ろうと呼びかけているところは、さすが立候補もしてないのに、クラス委員に選ばれるだけあるかな、と。
こういう所は、唯も素直に見習った方がいいんですけど。
トラブル67 ： 唯の登場コマ数 （19） 【 執筆者による適当調べ 】
▼ トラブル68 ： 「ドキドキ♥サバイバル」
沖縄に来たつもりが、地球から遠く離れた惑星オキワナに来ていた！ザスティンの助けが来るまで、皆で生活することに。
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年42号。
扉絵は、四人娘の水着姿。みんなスタイル良すぎですが、特にララは凄いですね。連載時と同じカラーで見たかったです。
帰る方法が見つからないイライラで、ついララにきつく当たってしまった唯。まぁそれは、いつものララならそれほど深刻に
ならずに、軽く返して来るだろうという気持ちもあってのことだったんでしょうけど、思った以上に責任を感じていたララは、
唯の言葉でシュンとなってしまいました。
そんな中でも、ララに責任を感じさせまいと振舞う春菜や、自分たちも協力して頑張ろうと意気込みを見せるリトと猿山を見て、
一人だけみんなと違う気持ちでいることに、ばつの悪さを感じ始めた唯は、ララにきつく言い過ぎたことを謝ります。
この一件は、今までララのことを 「風紀を乱す能天気な女の子」 としか思っていなかった （だろう） 唯が、ララの行動に一定の
理解を示して歩み寄りを見せると同時に、唯自身も周りのことに気を配らず、自分のことしか考えていなかったことを反省して、
謝ることが出来たという重要なイベントだったかな、と。
でも、謝るのに 『人生の経験』 とか持ち出しちゃうところと、直接ララの方を見て言えないところが、まだ素直になりきれなくて
唯らしいツンデレっぷりです。逆に春菜は、自分 （達） が何をすべきなのか即座に判断出来る頭の回転の速さと、それを実行に
移せる行動力を持った頼もしさを見せてくれてます。
そして、水着があれば温泉もあるということで、今回は温泉回でもありました。唯の言葉を聞いて、嬉しさのあまり裸のまま
抱きつくララと、まだスキンシップに不慣れな唯の二人の絡みがエロくて可愛かったです。
トラブル68 ： 唯の登場コマ数 （26） 【 執筆者による適当調べ 】
▼ トラブル69 ： 「迷子な人びと」
二手に分かれて食べ物を探すリトたちの前に、木の化け物が出現！絶体絶命のピンチに、意外な人物が助けに現れる！！
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年43号。
惑星オキワナ編の最終回でしたが、唯はリトのグループと分かれてしまったので、ほとんど出番はありませんでした。
でも、御門の宇宙船で地球に帰れるとわかって、涙を浮かべてほっとした表情をしてるのが、珍しかったかも。
春菜はなぜか触手系の化け物に襲われることが多いような気がしますが、幽霊とか実体の無いオバケはダメでも、木のオバケ
とかそういうのを怖がったりはしないみたいですね。宇宙人もすんなり受け入れてましたし。
トラブル69 ： 唯の登場コマ数 （8） 【 執筆者による適当調べ 】
―― ToLOVEる-とらぶる- Vol.6 （了）
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