「学戦都市アスタリスク」 原作:三屋咲ゆう |
第1話 「華焔の魔女」。
脚本:中本宗応、絵コンテ・演出:セトウケンジ、作画監督:川上哲也
原作は未読です。
アバンのメガネさんは主人公・綾斗の姉の遥みたいですね。結構出血多量だったのでこの戦いで死んだのかと思いましたが、
話を聞く限りだと死んでないっぽい?まぁ後で綾斗の敵として登場するとか、お約束の展開が待ってるのかもしれませんが。
そして、見るからに怪しげな相手の仮面の男も今後なんらかの形で関わってくるのかなと。
序盤の世界観の説明は、聞いただけではよくわからないので軽く聞き流して、綾斗とヒロインユリスの出会いは……いかにも
ラノベらしいというか、着替え中の出会いからヒロイン大激怒で決闘というあたりまではテンプレですかね。ただいくら拾った物を
届けるという大義名分を掲げたところで、どう見ても女物のハンカチを見て窓から届けようってのが、ラッキースケベというより
明らかな過失なのが醒めますけど。
バトルシーンは剣戟かと思いきや、剣士と魔法使いの対決というか、ユリスが炎の遠距離攻撃ばかりだったのがいまいちかな。
ユリスは近距離に詰められたら対応出来なかったり、刺客の攻撃に全く反応してないところが、単なる油断ならともかく実力なら
序列5位と言われるほどには強くないように見えてしまいます。
綾斗は中途半端な長髪でラッキースケベに不慣れな純情少年という、ラノベ主人公らしい主人公。ユリスはお姫様らしくちょっと
思考が堅い印象かなぁ。もう少しデレてみないとわからないかも。キャラ的にはゆるふわお姉さん系 (綾斗と同級生だけど)の
クローディアの方が、好きですかね。ただ、ランキングの “クラス” に中等部1-Bって書いてあったのは何だったのかと。
クローディアは自分から 「腹黒」 と公言して、「ほら、真っ黒」 と際どいところまでお腹を見せたりと茶目っ気がありますが、
こういうキャラは実際に腹黒なんでしょうね。以前に面識があったのかどうかは不明ながら、綾斗のことを知ってたような態度が
今後の伏線でしょうか。
最後に流れたオープニング、西沢幸奏さんの「Brand-new World」は、特にサビ部分がかっこよくて好きなタイプの曲でした。
艦これのエンディングを歌ってた西沢さんですけど、「吹雪」 の時より洗練された感じです。作詞までしてこれで18歳とは。
―― 第1話 「華焔の魔女」 (了)
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