初めて扉絵にマホ(と室橋裕子)が登場し、サブタイトルが 「伏兵」。
ここに来て誰が伏兵になるんだろう?と思ってたら…。と言う事で、まだまだ合同合宿が続きます。
前回圧倒的な能力を見せつけた透華でしたが、「冷たい透華」 の状態は身体や精神をかなり疲労させるらしく(?)、
あの後すぐに気を失ってしまったようです。しかも透華は覚醒当時の記憶が、かなり曖昧になってます。
そういえば永水女子の神代も、鹿児島県予選の決勝で疲労していたようですが、あれも覚醒の影響だったんでしょうか。
でも、衣や咲は特に疲労していた様子も無いので、一概にそうだとも言いきれない部分はあります。
ただ、透華の父親が 『天江の子には近づくな』 と言ったのも、この辺を憂懼してのことだったのかもしれません。
「冷たい透華」 の断片的な情報としては、 「派手な和了りはない」 、 「河は静穏で落ち着いていた(治水)」 、
「原村和とスタイルが違いすぎる」 などが挙げられています。
「和と違いすぎる」 という所からは、デジタル打ちでは無さそうだと予想出来ますが、「治水」 に関しては …
文字から考えると、”河”(捨て牌)を支配する能力…かなぁ?
衣の 「海底撈月」 に対抗して 「河底撈魚」 でも使ったら面白そうですが、ちょっと違ってるような気もします。
素直に 「冷たい透華」 の再登場で、どんな能力か明らかになるのを待った方が良さそうです。
ちなみに透華の後ろの 「龗(おかみ)」 の文字ですが、”龍”の古語だそうです。 「龗神(おかみのかみ)」 と呼ばれる
水神(龍神)を表す文字として使われてるようで、そのまま覚醒状態の透華を表現してるのではないかと思います。
そして扉だけでなく本編にもマホと室橋が登場し、和とタコスの出身中学が 「高遠原中学」 という事が判明しました。
室橋は和の回想以来の登場となりますが、同じ回想に出ていた長身の5人目の存在も気になる所です。
「ラブじゃん♥」 の小説では、県予選前に対面済みだったマホと咲ですが、原作ではこれが初対面となるようですね。
アニメでも会ってるかと思って確認してみたら、ちょうど入れ違いになってました。
マホの合宿訪問には部長の思惑も絡んでいるらしく、咲と和を指名して4人で対戦する事になりました。
しかも部長はマホに対して 「真打ち登場」 と言ってるので、サブタイトルの 「伏兵」 とはマホの事だったようです。
マホのような初心者と打たせる事が、咲や和のレベルアップに繋がると言う考えがあるのか、まこやともきーのように
初心者の打ち方に対応出来ない弱点があるとかなのか…。
でも、家族麻雀しか経験が無かった咲はともかく、和は中学時代にマホとも打ってるだろうから対応出来そうですし。
まさかマホの雀力まで 「ラブじゃん♥」 の設定と違って、魔物になってたり…はしない思いますが。
さて、 「ついにお披露目」 されるのは何なのか。…まさか必殺技の 「けじらみリーチ」 !?(違)
しかし部長は、マホの事を前から知ってたんでしょうかねぇ。
今回はいつもより少なめの12ページでした。
―― 第60局 「伏兵」 (了)
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