サブタイトルは 「怪物」。真っ先に思いついたのは姫様のことでしたが、今回は多分タコスのことを指してるんでしょう。
しかし真の怪物、神代小蒔も文字通り 「お目覚め」 のようで(笑)、先鋒戦は風雲急を告げて参りました。
前回の 『東ニ局は来ない!』 宣言は、どうせいつもの大言壮語になるだろうと高を括っていましたが、好調を続けるタコス。
どうも普段の言動からタコスの言葉を軽んじてしまう傾向にあるんですが、前回姫松の末原先輩が言っていたように、
タコスも東場に限れば 「常識外の生き物」 ってことになるんでしょう。
しかしタコスの言葉を真に受けてか、10万点を1回の親番で削りきれるのなら、『インハイ史上最強クラスの怪物や』 と言う
漫ですが、実際にインハイ史上最強クラスの怪物――…照や姫様、衣に咲クラスだったら、10万点を削りきる可能性はあると
いうことになるんでしょうか。
これが目覚めた姫様によって、「東三局は来ない」 という伏線にならなければいいんですけど(笑)。
清澄和了形
ドラ :
タンヤオ@、赤@、ドラ@ 親40符3飜 : 7700(+300)
先鋒戦 東一局1本場
順位 | 選手名 | 学校名 | 学年 | 得点 | 得点差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 片岡優希 | 清澄 | 1 | 120000 | − |
2 | 神代小蒔 | 永水女子 | 2 | 96000 | -24000 |
2 | 小瀬川白望 | 宮守女子 | 3 | 96000 | -24000 |
▼4 | 上重漫 | 姫松 | 2 | 88000 | -32000 |
『私やって強豪校で1年からレギュラーはってる』 という漫ですが、タコスにカモにされてる辺りは、名門風越で1年から
レギュラーという経歴ながら衣に搾り尽くされていた、池田に似た空気を感じます。
ただ、校内ランキング2位という実績を持っている池田と違って、漫がレギュラーに選ばれてる理由がはっきりしないので、
今後どこかで見せ場があるんだとは思いますが…。
清澄和了形
ドラ :
裏 :
(不明)
ダブルリーチA、一発@ 親40符3飜 : 7700(+600)
先鋒戦 東一局2本場
順位 | 選手名 | 学校名 | 学年 | 得点 | 得点差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 片岡優希 | 清澄 | 1 | 128300 | − |
2 | 神代小蒔 | 永水女子 | 2 | 96000 | -32300 |
2 | 小瀬川白望 | 宮守女子 | 3 | 96000 | -32300 |
4 | 上重漫 | 姫松 | 2 | 79700 | -48600 |
そして前回、防御力が高そうなところを見せていたのは宮守女子の白望。
タコスの宣言を聞いて 『10万点とる力があるようには見えないしねぇ』 と言ってますが、これは見ただけである程度
相手の実力を見極められるということなのか、単にタコスの見た目からそうは見えないと判断しただけなのか。
今回初めて白望の手牌が描かれますが、白望は 「捨牌に悩んだ時は高確率で高い手を作っている」 という特性を
持っているらしいです。ただこれは、白望が意識して手を止めているわけでは無いようなので、やはり常識外の力が
働いた結果(オカルト)ということになるんでしょうか。
宮守一巡目
永水女子の姫様は、序盤は冷静に相手を見極めるなりしてるのかと思っていたら、まさかの睡眠中でした(笑)。
白望が 『なんかおとなしくて変』 だと気にしてたので、いつもはもっと派手な打ち方でもしてるんですかね…?
しかしシードの永水女子はこの試合がインターハイの初戦となるので、普通なら体調を万全にして迎える気がします。
だとすると姫様が寝てしまうほど疲れてるのには、何かワケがありそうですが…。
さて、姫様がお目覚めになったからには他の3人にはかなりヤバい状況でしょうが、白望も実力の片鱗を見せ始めた
ばかりなので、このまますんなりと行くか否か。とりあえず 「全力以上」 の姫様がどんな麻雀を打つのか楽しみですが、
次号は休載となるそうです。
―― 第71局 「怪物」 (了)
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