咲-Saki- 第87局 「再来」 



悪石の巫女が開く鬼門を塞ぎ続けた “防塞” も、今や心身共に憔悴しきって崩落寸前の状態。
そんな仲間の元に駆けつけ、手を差し伸べたのは、意外なことに小瀬川白望でした。


普段はダルいと言って、あまり動かないシロが来た理由。それは――――… 『お小水のついでに……』




過去の回想もこれから…というところで塞が目覚めてしまったので、豊音関連の回想は大将戦に回されるようですね。
トシさんが宮守女子に赴任して来た理由や、エイスリンの入部に関してなども、大将戦で明かされるでしょうか。


そして開始される副将戦後半。宮守女子の臼沢塞に回復する暇も与えず、永水女子・薄墨初美の北家が早くも再来します。


実況で 『前半戦の南場は派手な動きが見られませんでした』 と言ってるように、ハッちゃんの 「ウラキモン」 も決まって
いませんし、塞がハッちゃんの手を "塞いでる" なんてことは、当の本人たちにしかわかる筈も無いので、傍目から見れば
ハッちゃんの鬼門牌のポンが 『偶然、極まりないですね』 …… と思えるような、ごくフツウの対局に映っているんでしょう。


副将戦 後半戦東一局1本場


清澄和了形       ドラ : 不明


七対子A、タンヤオ@、赤@   親25符4飜1本場 : 9900


順位選手名学校名学年得点得点差
1愛宕絹恵姫松2127300
2原村和清澄1118300-9000
3臼沢塞宮守女子389300-38000
4薄墨初美永水女子365100-62200


塞は以前回想で霞が言ってたように、『見つめた相手の手を塞ぐ』 ―― 「見る」 だけで相手の和了りを潰すことが出来るようで、
つまり霞は巴の話を聞いただけで、塞の能力が 「見る」 ことで発動するものだと見当がついていた…ってことになるのかなと。


「見る」 という行為は、元々はトシさんの持ち物だと思われる "モノクル" を通すことになりますが、さすがに身に着けている
小道具に仕掛けがあったら、イカサマっぽくなっちゃいますし、モノクルをかけることによって集中力が増すとか、そんな感じ
でしょうか。この辺りについても、今後の回想で語られると良いのですが。


「目」 に関連する特性といえば、キャプテンの右目が思い浮かびますが、キャプテンの開眼についてもあまりハッキリとは
わかっていませんね。「ラブじゃん♥」 のキャラ紹介だと、右目を開くのは 「相手のクセを読みきり全力で打ち出すサイン」
とか書いてありますけど、本当にその程度の意味しか無いのかどうか。


まぁ一応公式で出してる解説本なので、間違ってはいないと思いますけど。



『鳴いてツモを喰い取るとか、運気を向かせるとかそーゆー変なのでもなしに…ただ見るだけで相手の和了りを潰す……?』
『そんなことあるわけない!』


しかし 『見るだけで相手の和了りを潰す』 塞に対して、『そんなことあるわけない!』 と和ばりにオカルト全否定してますが、
他家からしたら、ハッちゃんの 「ウラキモン」 こそ 『そんなことあるわけない!』 と言いたくなるんじゃないかと(笑)。


鳴いてツモを喰い取ったり、運気を向かせたりするのを 『変なの』 とも言ってますし、ハッちゃんは自分の 「ウラキモン」 について
どう思ってるのか、ちょっと知りたいところではあります。



―― 第87局 「再来」 (了)




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