ToLOVEる-とらぶる- ダークネス 第5巻 矢吹健太朗/長谷見沙貴



脚本:長谷見沙貴氏、漫画:矢吹健太朗氏の学園ラブコメディ 「To LOVEる ダークネス」 の第5巻です。
掲載誌は 「ジャンプスクエア」 。


【収録話】

第17話 : 「Trigger〜愛・情・激・化〜」第20話 : 「Uneasy〜心の迷い〜」
第18話 : 「Exchange〜オレと私〜」番外編 : 「Flower〜芽生える感情?〜」
第19話 : 「Nostalgia〜あの時、あの場所で〜」番外編 : 「The changeing heart〜素直な感情〜」

※エロ画像はありません


5巻ではまず、モモのファンクラブ、ヴィーナス・モモ・クラブ (V・M・C) が結成されます。


無印の 「ToLOVEる-とらぶる-」 時代も含めて、リト以外の男キャラが目立った行動をするのは久しぶりな気がしますねぇ。
自分はモモよりナナを応援しますが、別につるぺた派ってわけじゃありません(笑)。


しかし体育倉庫の一件では、モモが言葉とは裏腹に、リトが肉食系に変わることに対しての覚悟が出来ていなかったり、
モモの反応を見てリトが 「ハーレム計画」 を推すモモの心の内を考え始めたりと、微妙な進展が見えて来た感じかな。



そして、第18話では徐々に出番が増え始めてきた春菜が、ララの発明でリトの体と入れ替わります。ララの発明は、リトの
ラッキースケベを助長するためにあるんじゃないかと思えるほど、エロイベントには有用ですね (笑)。


でも、ダークネスになってから、ララの出番は大して増えてないのは、最近ララが可愛く見えてきただけに、ちょっと残念。


リトが春菜の体に入っても、ラッキースケベを引き起こすということは、ラッキーは体が起こすものではなく、魂レベルで起きる
ということが証明されたような、されてないような……いや、誰もそんなことに興味ないでしょうけど。



続く第19話は、唯が再び妊娠する話 (笑) …ではなく、唯の子供の頃の初恋の相手 (?) が実は ―― というお話。
今回の妄想では義理の妹 (美柑) まで登場して、順調に将来の家庭を思い描きつつあるようです。


唯好きとしては、子供時代のツインテール唯が可愛すぎるわけですが、こうして見ると美柑も昔のように、サイドで縛った方が
いいんじゃないかなぁ、とか思ったりします。でも、ナナとかヤミが居ますし、未央なんかも居ますから、これ以上ツインテールや
ツーサイドアップにはしないかな。たまにならともかく。


しかし唯の中で胸が大きくなったのは、リトにハレンチなことをされたのが原因になってるんですか (笑)。最近は、胸の下で
腕を組んでるポーズが多いんですけど、腕を組むのは心理学的に 「自己防衛」 や 「警戒」 の表れとも言われてるようですが、
唯がやると胸を強調してるように見えてしまいますね。


でもまぁ、「くぱぁ」 とか 「ぐにぃ」 とかされたのが初恋の相手だなんて、死んでも認めたくない気持ちはわかります(笑)。



第20話では、メアに 「兵器としての自分」 を取り戻させるため、ネメシスが刺客を送り込み、遂にナナにメアの正体がバレて
しまいます。今までナナは、メアの一番の友達である筈なのに、メアのことを何も知らされずに、一人蚊帳の外に置かれた
ような状態でした。


これは、メアが意識的にナナに隠していたわけでは無いようですが、ナナに “兵器” だとバレるのが怖くて、無意識に正体を
隠していた部分はあるかもしれません。ただ、それ自体はナナにとってもショックでしょうけど、美柑が兄のリトを狙う殺し屋の
ヤミをすんなり受け入れたように、ナナもメアの正体を知ったところで、今まで通りに接してくれるんじゃないかな、と。


姉妹の中では一番多感そうなナナですけど、ララ譲りの優しさと大雑把さは持ってると思うので、これはメアがナナという
“友達” を信じられるか信じられないかの選択…ということでもあるのかな。



番外編は、リトが危険な花の香りで肉食系に変わってしまう話と、ナナが貧乳を武器にしてリトに迫る話…本当はモモですけど。


リトの体質 (ラッキースケベ) で肉食系の性格だと、かなりの確率で女の子に嫌われそうな気がしますし、モモが言う通り
この状態のリトにハーレムは作れなさそうです。特に、一番の被害者である唯には、とても許されそうにありませんね。


そして、作中でリトに 『一緒に風呂入るか』 と言われた美柑が、おまけイラストでドキドキしながらリトに呼ばれないか、
様子を探ってるところが可愛かったです。名前を呼ばれたら、美柑はどうするつもりだったんでしょうか。


もう1本の方は、ナナがリトの部屋に入ってちょこんと正座してるところが、何とも言えず可愛かったです…本当はモモですけど。
個人的に、ナナは髪を下ろしてるより結んでる方がいいかなぁと思います。



―― ToLOVEる-とらぶる- ダークネス 第5巻 (了)




画像の著作権は全て著作権者に帰属します : © Kentaro Yabuki 2012 / © Saki Hasemi 2012



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