咲-Saki- 第67局 「応援」 



何か出来るわけでもない…。でも、ほんの少しでも意味があるのなら、私はあの人の傍に居よう――。


「あの人」 ってのはたぶん部長のことでしょうか。今、二人の関係はどんな感じなんでしょうねぇ。
しかし 咲-Saki- のアオリ文句は、最近のよりも昔の方が印象的なのが多かった気がします。




衣のことをなぜか 「さん」 付けで呼び始めた咲。別に衣がちゃん付けされることを気にするとも思えないので、単純に衣が
年上なのを咲が思い出して、呼び直してるだけなんでしょうか。そして和の方は透華の 「負けたらメイド」 発言にまで理屈を
求めるあたり、さすがデジタル派……は関係無いか。


久しぶりに登場した天江衣語録は二つ。


【鏖殺】 (おうさつ) ―― 皆殺しにすること。
【神算鬼謀】 (しんさんきぼう) ―― 人知の及ばないような、すぐれた巧みな策略のこと。


皆殺しとか、衣は相変わらず物騒なこと言ってますが、今回は国広くんが珍しく、普通の露出度の服を着てますね(笑)。
しかし鶴賀も長野からわざわざ応援に来たのに、宿舎で別れた風越の面々は清澄の応援はしてくれないんでしょうか。



そして何と言っても今回の目玉は学生議会副会長の登場…ではなく、広島代表の鹿老渡高校のお披露目ではないかと。
ここでの登場ってことは、何かしらの波乱を演出しそうですし、しかも一回戦は姫松と対戦するんですよねぇ。


「全国五指」 の強豪校として華々しく登場した姫松ですけど、永水女子にシードを奪われたのに続いて暗雲が…?
まぁそう思わせておいて、やっぱり姫松が勝ち上がって来るのかもしれないですけど。



第64局で京太郎とハギヨシは面識が有ったように見えましたが、県予選でタコスの買出しに行く時に知り合ってたとか。
そして前回京太郎がハギヨシから何か教わってたのは、どうやら 「美味しいタコスの作り方」 だったみたいですね。
でも 「なぜか今回宿舎で遭遇して」 とか言ってるのを見ると、龍門渕の関係者だってことには気づいてないっぽい?


ついでに今回は副会長以外にも新キャラ(?)が多数登場。学食のおばちゃんに、顔出しは初となるラーメン屋の親父。
台詞だけでの登場は、タコスの担任ササヒナ。…しかし副会長は登場早々に 「ロリコン疑惑」 が(笑)。
長野県予選の決勝では、母校そっちのけで龍門渕の大将を応援してたのかもしれません。



そんなみんなの 「応援」 を受けて、麻雀部入部以来の日々を思い出し、感傷に浸る部長。


1年間、部室で一人きりだった1年生――…
まこと二人でもう1年過ごした2年生――…
それでも諦めずにやって来たからこそ、さらに4人の仲間が増えた 「今」 があるのだと。


そして地元で応援してくれる人々や、県予選で戦って来たライバル達に支えられていることを実感した部長の笑顔が、
かつて無い輝きを見せて来た今こそ、本気を出した部長の姿が見られそうですね。



―― 第67局 「応援」 (了)




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