「輪廻のラグランジェ」 の第4話。
原作・制作協力:Production I.G、総監督:佐藤竜雄氏、監督:鈴木利正氏、シリーズ構成・脚本:菅 正太郎氏
「鴨川スイマーズ」 シナリオ:森田繁氏、絵コンテ:樋口香里氏、演出:小野勝巳氏
デ・メトリオの三人が乗ってきた宇宙船が破壊され、その犯人として登場したのは、宇宙義賊キッスの頭領・ヴィラジュリオ。
ヴィラジュリオの目的は、イゾたちと手を組むこと(?)のようですが、それなら何で三人の宇宙船を破壊する必要があったのかが
よくわかりませんでした。そもそも、ヴィラジュリオはデ・メトリオの王子の筈ですけど、イゾ達はそのことを知らないんでしょうか。
初登場以来、あまり出番の無いムギナミでしたが、今回は鴨女に転入して来たりと、本格的に活動を始めたようです。
まどかに接触しに来たってことは、やはり目的はウォクス絡みなんでしょうけど、ムギナミが二話でウォクスの格納庫に
侵入してたのは、どうやらイグニスとメモリアするため(?)だったのかな、と。
どうして裸になる必要があったのかはわかりませんが、ウォクスとメモリアすると、紋章のようなものが体に刻まれるようで、
水中眼鏡に似たアイテムを使うことで、体に刻まれたメモリアを確認することが出来るようです。1話ではランが水中眼鏡を
かけて、シャワーを浴びるまどかを覗いたりしてましたけど、あれもまどかのメモリアを確認してたってことなんでしょう。
ムギナミはレ・ガリテの王女であるランを見つけて、ボートを引っくり返してたので、レ・ガリテに恨みがあるのかと思いましたが、
ランが溺れてるのを見て引き返して助けたように、あれは単なる悪戯のつもりだったのかな?ただ、まどかにジャージ部に
勧誘された時も、ランの反応を見てから入部を決めてましたし、ランに対して何か思うところがあるようには見えます。
ランの方は、1話で既にジャージ部の部員になってるのかと思ってましたが、あの時点では鴨女の生徒じゃなかったからか、
部員にはなってなかったみたいですね。しかし、ここまでクールなイメージのあったランですが、まさかここまで筋金入りの
ポンコツ娘だったとは思いませんでした(笑)。
ランみたいな一見何でも出来そうなキャラが、実は一生懸命やっても失敗続きのドジっ子というのは、ギャップがあって
良いと思います。その後、自己嫌悪で落ち込んでるところなんかも、見てて可愛いですし。
そして、最後にアレイが何者かに手引きされて、ファロスを脱走しましたが、ムギナミを侵入させたことといい、ファロスの
警備体制がザルなのか、ファロスの内部に外部と通じてるスパイが居たりするのか。
とりあえず今回で、ウォクスのパイロットが三人揃ったので、これから徐々に話が動いて行きそうかな、と。
ムギナミのキャラはまだよくわかりませんけど、何か裏がありそうな態度がアリアリですし、すぐに仲良し三人組という感じには
なりそうもないですね。「椅子」 もまどかとランに向かい合わせで、現時点ではだいぶ離れたところにありますし。
まるっ。
―― 第四話 「鴨川スイマーズ」 (了)
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