ほぼ1年ぶりとなる 咲-Saki- の番外編は、原村和の中学時代を描いた物語。
親しき友との別れ、そして新しき友との出会い。それらを繰り返し、幼き少女は成長していく――。
……主に胸が(笑)。
和が長野に来る以前奈良に居たことは、過去の番外編でも語られてますが、アニメで言っていたとおり中学2年の
春から長野の高遠原中学に転入したようです。
今回、インターハイで奈良県代表となっている、阿知賀女子がスピンオフで描かれることが発表されましたが、わざわざ
このタイミングで番外編をこの話にしたことを考えると、阿知賀女子に和の友達2人が居るってことになるんでしょう…ね。
穏乃と憧――。
和によるとタコスに 『ちょっとずつ似てる』 という穏乃と憧ですが、もしこの二人が実際に阿知賀女子に居るんだとすると、
スピンオフの告知絵で後ろの方に居るちんまいおかっぱと、右のポニーテールが外見的にちょっと似てそうな気がします。
ただ、作画が小林立先生とは別の方 (五十嵐あぐり氏) になるので、実際に似てるかどうかはわかりません。
和が 『小学校の頃の友達』 という言い方をしてるので、中学に入ってからは完全に2人と疎遠になっているようですが、
原因は何なんでしょうねぇ。単にクラスが替わった程度で疎遠になってしまうような友情だったなら、もしインターハイで
再会したとしても、それほど劇的にはならない気がしなくもないですけど。
もうひとつ気になるのは、この高校がすこやんとインハイで対戦したことがあるという、「赤土監督」 の率いるチームなのか
どうかですね。告知絵でいうと階段の上で腰に手を当ててるのが阿知賀の監督だと思いますが、これが第76局で出て来た
シルエットの真ん中に居る人物と同一人物なのか。…まぁ、たぶんそうなんでしょう。
髪型や腰に手を当てたポーズも似てますし、シルエットの後ろの方に居たマフラーをしてるっぽいのも居ますし。
とりあえず、スピンオフが始まるのは8月からってことですが、奈良予選〜インハイの準決勝までやったりするんでしょうか。
もしかして、本編より先にスピンオフで白糸台の試合が見れたりするかもしれないのは、少し複雑な気持ちではあるんですが、
スピンオフと本編の準決勝がちょうど同時期に終了して決勝戦に入れれば、これ以上なく良いタイミングになりそうです。
そして、2年前の高遠原中学麻雀部が登場して来ましたが、おそらく “すばら” が3年だと言ってますし部長ではないかなと。
福岡の学校に行くと言ってるところを見ると、二回戦で白糸台と対戦した、新道寺女子って可能性がありそうです。
池田にも 『なかなかだし』 と言われてましたし、これは準決勝で和の知り合い同士が対戦するって伏線になるのかも。
タコスの麻雀暦はまだ謎ですが、和と一緒に入部したってことで、元から麻雀部に居たわけでは無いんですね。
ムロはこの時1年生として、以前和の回想に見切れて登場していた長身の5人目も、やっと顔出しで登場しました。
しかし残念ながら、学年は1年か2年かもわかりませんし、すばらと同様に名前は明かされてません。
そして、あまりにもストックが足りて無いので、まだまだ先だろうと思っていたTVアニメ化が発表されました。
でも、アニメの公式ページでも何も動きが無いところを見ると、現在のところは本当に 「発表」 だけなのではないかと。
今回の増刊は、表紙に巻頭カラーの番外編に付録のポスターにと和づくしの内容でした。
この漫画のタイトルが 咲-Saki- じゃなかったら、そろそろ主人公が誰だか忘れそうな人も出て来そうです(笑)。
―― 番外編 (了)
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