化物語最終回。つばさキャット其ノ伍です。
ネット配信では次の話数まで三〜四ヶ月待たされてるわけで、それから見ると刀語の一ヶ月なんて余裕ですね(笑)。
一応 「羽川のストレス」 に関する問題は解決した…というか、また忍の力技で無理矢理障り猫を引っ込めたわけですが、
結局羽川が阿良々木をあきらめたってことでもないので、実は何も解決してないんでしょうねぇ。
そもそも、阿良々木が羽川に恩義を感じることになった出来事とやらについて語られてないので、阿良々木がなぜ羽川を
恋愛の対象として見ないのかとかその辺のこともわかりませんし。
さらに忍については断片的な情報は出てくるものの明確な情報は何一つ語られてはいないわけで、阿良々木の影の中に
潜んで阿良々木を助けてる理由なんかも今ひとつ見えてきませんでした。
だから 「この段階での羽川の問題」 についてはこれで終わりでいいんでしょうけど、「化物語」 という作品としてこれで
終わりというなら正直それほど良い終わり方だったとは言えなかったと思います。
もちろん原作があって続編が出ているというのは知っていますが、原作を読んでいないので、今の段階では分からない
事が多すぎるということですね。今回はあくまでも続編を前提とした終わり方として捉えてます。
あとは今回も出てきましたが、このアニメの実写を使った演出は正直好きではありませんでした。
実写を使う必要性も特に感じませんし、効果的だとも思えなかったです。
―― 第十五話 「つばさキャット 其ノ伍」 (了)
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