デート・ア・ライブ 第六話 「恋する温泉」


「デート・ア・ライブ DATE A LIVE」


原作:橘公司
原作イラスト:つなこ
監督:元永慶太郎
シリーズ構成:白根秀樹
キャラクターデザイン・総作画監督:石野聡
メカデザイン:明貴美加
アニメーション制作:AIC PLUS+


第6話 「恋する温泉」。原案:橘公司、脚本:鈴木貴昭、絵コンテ・演出:木村真一郎、作画監督:福島勇/川島尚




「富士見書房40周年記念アニメ」 と銘打たれた、「デート・ア・ライブ」。原作は未読です。


今回のアバンは、変な規制のかかっている物体と、ASTの戦闘シーンから始まりました。まぁ、ASTが出動してるんだから
相手は精霊だろうと思いましたが、十香や四糸乃の力は封印されてる筈なので、何と戦ってるのかと思って本編を見たら…。


『温泉 ―― 地中から湧き出す温水。人々は古来よりそれに魅せられ、自ら無防備な姿でその中に身を浸す』
『その魅力には、如何なる存在も抗うのは難しいと言う』


毎回楽しみにしているナレーションですが、今回は単なる温泉の説明でした。まぁ折り返し地点ですし、この辺で水着回か
温泉回はお約束と言ったところでしょうか。でも、肝心の温泉シーンは最後にちょろっと出ただけでしたが。



十香たちの希望によって、温泉に連れて行くことになった士道。しかし、なぜか琴里も一緒に行くべきだと熱く語る神無月。


実は琴里の 「未成熟なバディ」 を余すところ無くねっとりと眺めようと画策していたようですが、琴里の怒りを買った神無月が、
罰を与えられてなぜか嬉しそうな顔をしてたのが、ドM全開な感じで笑えました。しかし、連行される時に言っていた 「ラーゲリ」
というのは “収容所” のことですが、ラタトスクではそんな施設まで保有してるんですか。


陸自の天宮駐屯地では、ASTの隊長日下部燎子と “万年三佐” な上司とのやり取りがありましたが、今度民間人の “魔術師”
が出向して来るという話になっているようです。


つまり、この世界にはそういう類の人種 (魔術師) も居るってことなのか、それとも二つ名として “魔術師” と呼ばれている
だけで、実際に魔術を使ったり出来るわけではないのかな。その “魔術師” というのは、Cパートで輸送機に運ばれてきた
キャラでしょうけど、予告で見たら思ったより普通っぽい顔をしてました。



一方の士道たちは、十香や四糸乃が頭を撫でられて嬉しそうにしてたり、よしのんが吹っ飛ばされて泣き出した四糸乃の顔が
可愛かったので満足です (笑)。それと、<バッドマリッジ> 川越が司令代理を務めようとしたところを、横から <シャチョサン>
幹本が命令を出して、他のクルーもそれに従ってるのは面白かったです。


しかし、何で士道は4人しか乗ってないミニバンで、わざわざ3列目に座ってたんでしょうか。


バトルシーンは、今までは結構シリアスな感じでしたけど、アバンでASTが戦っていた物体が、ラタトスクが兵器に転用した
焼き鳥やダイコンだったりと、ほとんどギャグのドタバタ劇でしたし、内容的にも何となくOVAっぽいノリだったので、今回は
原案として原作者の橘公司氏が参加した、番外編っぽい扱いだったのかな、と。



内容的には温泉回と見せかけて、燎子が日頃溜まったストレスを発散する回という感じでしたが、燎子自体ここまでそれほど
目立ったキャラでも無かったので、今回のフィーチャリングには少し唐突感があった気がします。


燎子は公式サイトでもキャラ紹介されてないですし、クレジットを見ないと名前もわからないようなキャラでしたからねぇ。


しかしスタッフロールでは、ASTを含めた女性キャラ全員が温泉に入っているのが見えますが、これって仮にBDで湯気が無く
なったとしても、メインキャラは見えそうも無いですね。逆にAST隊員の何人かは、湯気消失で見えそうですけど。



―― 第六話 「恋する温泉」 (了)




画像の著作権は全て著作権者に帰属します : © 2013 橘公司・つなこ / 富士見書房 / 「デート・ア・ライブ」 製作委員会



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