咲-Saki- 第68局 「始動」 



初っ端から炸裂するカン、そして嶺上 ―― ってことで、清澄の一回戦がもう大将戦まで進んでるのかと思ったら、
開花ならず。こちらは清澄の居る第8試合ではなく、第9試合の方でした。




前回、駅前の街頭スクリーンに映っていた、広島県代表・鹿老渡。ただのやられ役にしては、ちゃちゃのん(佐々野)は
可愛いキャラだし、やっぱり波乱を起こすのか?…と思いましたが、「全国五指」 はそれほど甘くはなかったようで。


姫松主将・愛宕洋榎の役満(清老頭)直撃で、57500点差を大逆転。
この時点ではまだ中堅戦ですが、姫松の残りメンバーが登場して来たのを見ても、姫松の勝利は間違い無さそうです。


ちゃちゃのんには再登場して欲しいところですが、鹿老渡はどうも先鋒がエースっぽいので、個人戦でも出れるかどうか。
まぁ出てくるとしても、個人戦が始まるのは早くても2〜3年後くらいでしょうから(笑)、気長に待つとします。



『インハイではじめて役満和了ったで』 とドキドキしてる愛宕主将が可愛いですが、そんな主将を 『おねーちゃん』 と呼ぶ
メガネっ娘は愛宕の妹?目の辺りはツリ目とタレ目の違いはありますが、なんとなく似てるっぽい気もします。


そしてやっぱり気になるのは、黒髪おさげの額にある 「卯」 の文字。


【卯】 卯とは、干支(十二支)の4番目。年・月・日・時刻などにあてる。方角の名で 「東」。陰暦2月の異称。ぼう。うさぎ。


文字に意味があるとすると、登場が4番目(副将)とか、東場に強いとか、東家で強いとか…その辺が考えられそうですが、
そうでなければ名前がそのまま 「うさぎ」 とか?



さらに今回は清澄の試合を観戦中の永水女子も全員登場。どうやらこのチームは普段から巫女服を着てるみたいです。


とまぁそれはいいのですが、永水女子のメガネ担当、狩宿巴も巫女服を着てますねぇ。
今まで一人だけセーラー服だったのは何か意味があると思ってたんですけど、全然違ったのかな?


去年の龍門渕…というか衣の魔物っぷりは、永水女子の記憶にも残っているらしく、その戦跡がいくつか見えて来ました。
霞によると、衣は去年のインターハイで一回戦では2校、二回戦では3校同時にトバすという大技をやっていたようです。
この辺はさすが 「インターハイ最多獲得点数記録保持者」 といったところでしょうか。



この結果から見ると、龍門渕が臨海女子と対戦したのは準決勝で、たぶん決勝戦には進んでいないと思われるので、
副将戦でダヴァンが合浦女子をトバした時に、透華の順位が3位だったことで敗退したんじゃないかと考えられます。


そして巴が 『この3校じゃ厳しい』 と言った3校がある各県の実際の高校数を見てみると、福井(甲ヶ崎商業) : 37校、
鳥取(千代水) : 32校、佐賀(能古見) : 49校と確かに学校数は少なめなようです。中には当然出場しない学校や
男子校なんかもあるでしょうから、姫様の言うとおり20校くらい有ればいい方でしょうか。


ちなみに長野(清澄) : 109校、鹿児島(永水女子) : 96校なので、鹿児島はそんなに少ないわけでは無いですね。
ついでに長野県予選の出場校数は、トーナメント表で見ると58校なので、県全体の半分くらいが出場してるようです。



清澄は応援パワーを貰った部長が、副将戦にまわすことなく一回戦突破。
これで二回戦は大方の予想通りに永水女子、姫松、清澄の三つ巴となる様相を呈してきました。


第7試合の経過・結果は触れられてないところを見ると、残る一校は雑魚なのかそれとも鶴賀のような伏兵か。
部長に対抗意識を燃やしてる愛宕も中堅なので中堅戦が鍵を握りそうですが、永水女子の中堅は誰なのかな…?


ただ、日程的には先に白糸台の登場する二回戦があるので、もしかしたらそっちが少し描かれたりするかもですね。
次号は休載ですが、30日発売の増刊に特別編が掲載されるそうです。



―― 第68局 「始動」 (了)




「咲-Saki-」 の画像の著作権は全て著作権者に帰属します : © Ritz Kobayashi/SQUARE ENIX



【関連記事】 咲-Saki- 第67局 「応援」
【関連記事】 咲-Saki- 第69局 「抱負」



月 奏 ページの先頭へ ▲