「Angel Beats!」 の第2話は、SSSの武器を製造する 「ギルド」 の話。
そして、ゆりが 「神」 に抗うことになった事件について語られてます。
今回からオープニングが入りました。曲は 「My Soul,Your Beats!」。直訳すると 「私の魂、あなたの鼓動」 でしょうか。
歌詞に何かヒントが隠されてるかな?と思って聞いてましたが、伏線になりそうなワードは無さそうに見えます。
曲はKeyっぽくていい曲だと思いますけど、TVサイズに合わせて作られてないのかちょっと窮屈な印象を受けました。
おそらく消え去っていく 「幾億の星」 と言うのが 「魂」 かなぁというところで、それを見送る天使視点の歌なのかな、と。
でも天使視点だとタイトルは 「あなたの魂、私の鼓動」 になりそうな気がするので違うかもです。
ゆりが 「神」 に抗う理由について。ゆりに関して言えば、自分の死に対してと言うより妹たちの死に対してこそ
理不尽を感じていて、そんな運命を与えた神が 「居るのなら」 抗いたいと言う考えのようですね。
ただ、ゆり自身が死んだ理由は明かされてないので、そこにも何か隠されていそうではあります。この世界が本当に
「死後の世界」 かどうかはまだ分かりませんが、ゆりに 「死の記憶」 が有るか無いかでもかなり変わって来そうなので。
あとは 「この世界に自殺した人間は居ない」 と言うところに、どんな意味があるのか…ってところでしょうか。
ギルドは…思ったより規模がデカ過ぎると言うか、ゆり達は死んでから何十年この世界で過ごしてるんだって感じです。
そして、そもそも武器を作る資源とかがどうなってるのかと思ったら、意味深なことを言い始めました。
ゆり 『大切なのは場所や道具じゃない、記憶よ』
ゆり 『この世界では命あるものは生まれない。けど形だけのものは生み出せる』
ゆり 『本来あたしたちは形だけのものに記憶で命を吹き込んできた筈なのにね』
天使と戦って負けると 「消される」 のではなくて 「記憶を無くす」 と言ってるように聞こえます。
それとも単純に人間が一人消されると、その人の分の知識、記憶が無くなって武器の製造に影響が出るってことなのか。
「形だけのものに記憶で命を吹き込んで来た」 と言うのは、「死後の世界」 でのゆり達 「人間」 や 「NPC」 に命を
吹き込んだと捉えられそうではあります。もしそうだとするとこの世界を作り出してるのはゆり達自身になりそうですが…。
あまりにも理不尽な運命を与えられたことに納得出来ず、明確な 「敵」、抗うべき 「神」 を求めて作り出したのが
「理不尽な死」 の無いこの世界…とか。う〜ん、この仮定だと色々と破綻が出そうでしょうか。
しかし今まで数年間(?)ギルドの本拠地まで攻め込んで来なかった天使が、今回突然攻め込んで来たのを見ても、
音無の登場と無関係では無いような気はします。この辺が音無の記憶に関係してるのかもしれません。
それと 「音(Beat)無し」 …と言う名前は単なる偶然なのか、何か意味を含んでるのか。
1話に比べれば情報量もそれほど多く無くて見易かったですが、ギャグとシリアスのバランスの悪さはちょっと感じました。
前半ドタバタギャグを連発して、中盤ゆりの告白でドシリアスになって、後半またギャグをちょいちょい挟むとか。
そのギャグが 「不死」 をネタにしたギャグが多いので、松下の細切れみたいにエグいことをやり過ぎると引きそうな
気もします。…それ以前にあれはギャグでは無いのか。
―― EPISODE.02 「Guild」 (了)
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