咲-Saki- 番外編 「ふくよかにすこやかに」 



ふくよかに すこやかに ――


谷川俊太郎の詩集でも連想させそうなサブタイトルですが、「ふくよかじゃない」 自称スーパーアナウンサーと、
「すこやかじゃない」 人気プロ雀士の意外な接点が判明する番外編です。




冒頭の小鍛冶プロがジャージなんか着てかなり若く見えたので、一瞬10年前のインターハイを振り返るお話かと思ったら、
普通に現在の姿でした(笑)。しかしお互いを、 「こーこちゃん」、「すこやん」 と呼び合って、家にまで遊びに来るほどとは、
公私ともに仲が良かったんですね、このお二人。


どうやらこのコンビは、インハイでも実況と解説を担当しているとのことで。


一回戦の清澄の試合で、部長が相手をトバした時に 「決ィまったァァァッ!!」 という実況がありましたが、東東京予選の
決勝でこーこちゃんが同じようなフレーズで実況してたので、やっぱりあれはこーこちゃんだったのかな…?



すこやんのプライベートを無断配信するほどの 「ジャーナリスト魂(笑)」 を持つこーこちゃんですが、二回戦から使われる
“戦いの場 (ステージ)” の下見をしたいとか、仕事に対しては真摯な姿勢を見せてます。


しかしすこやんは、『ここは全国から勝ち上がってきた、ホントに一部の子だちだけが上れる所だから…』 と、新しく設営された
ステージに上がることをためらいます。やはり、自分が10年前に苦労して上がった経験があるだけに、ステージに上がる権利を
持つのは、全国から勝ち上がってきた子たちだけ…という思いがあるようです。


でも、一回戦と二回戦でステージが変わるとか、いくら全国大会だと言っても金がかかってますねぇ。



ここで、実はこーこちゃんが10年前にテレビでインハイを見てた時、すこやんの学校を応援していたという接点が判明します。


仮に、優勝したのが高3の時として考えると、すこやんとこーこちゃんの年齢差は4つで、現在はすこやんが27〜28歳、
こーこちゃんが23〜24歳ってところですか。でも、こーこちゃんがこの年齢で全国中継されるTVの実況を任されてると
したら、本当に自分で言うとおり 「スーパーアナウンサー」 なのかもしれません。


一方、すこやんの方は10年前から全然見た目が変わってないようで、どうりで若く見える筈だなと(笑)。



―― 番外編 「ふくよかにすこやかに」 (了)




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