真じろう氏著のSFバトルアクション、「TABOO TATTOO」 の第2巻。
掲載誌は 「月刊コミックアライブ」。
【収録話】
#04 : 「同病相憐」 | #06 : 「加速現象」 | #08 : 「再戦」 |
#05 : 「火狐」 | #07 : 「距離」 |
とりあえず、思ったよりゆっくり進んでるなぁ、という印象です。今巻初登場となる新キャラは白薔薇のリサのみで、
退場したキャラはまだ居ません。ブルームーンとブラフマン日本支部(ラーカー&イル)の戦いが、一巻から続いてます。
主人公のセーギもまだ発展途上でほとんどガチなバトルは無く、終盤にイルとの再戦が始まるくらいですね。
同様にイジー対ラーカーの再戦も終盤から開始して今巻ではまだ未決着です。
今回一番目立ってバトルしてたのは、イルトゥトゥミシュでしたが、バトルだけでなくラーカーとイルは日常生活の描写も結構
されてました。この二人はバトルになると性格がかなり”アレ”になりますが、日常だと案外普通で、理性的に見えます。
能力的なものでは、トムの呪紋が 「コピー」 であること。トーコの額に現れたのは 「迷い猫」 の呪紋であること。
イルの能力は 「憑依」 だが、「加速現象(オーバークロック)」 により、「透過能力」 が派生したことなどなど。
ラーカーの能力は今のところまだ 「質量操作系」 として認識されてるようです。
伏線的な所では、セーギの情報が王国側に漏れた原因。そしてイジーがセーギ(無鍵の呪紋)を本国で保護することを
ためらってる理由。王国側がセーギ(無鍵の呪紋)に手を出さない理由はわかりませんが、今回リサを攫ったように
印者の検体を集めてどうする気なのか・・・といったところでしょうか。
一巻に比べてもお色気が増えた気がしますが、個人的にはそれ程必要とは思いません。ギャグは一巻からちょこちょこ
入っていて、まぁ正直大して笑えてはいないんですが、この辺はずっとシリアスな空気が続くよりは良いんでしょうか。
あと、これは気のせいかもしれませんけど、キャラクターの顔(の作画)が若干不安定に見えますね。
―― TABOO TATTOO 第2巻 (了)
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