THE iDOLM@STER 第八話 「しあわせへの回り道」



アイドル育成シミュレーション 「THE iDOLM@STER」 のTVアニメ第八話。
今回はあずさを中心とした、ドタバタ・コメディー回。そして真も "男らしさ" で猛アピールです(笑)。




今回の765プロのお仕事は、ウエディング雑誌のモデル。華やかな花嫁衣裳に身を包んだあずさと美希。
しかし765プロには男が居ないという理由で、ひとりだけタキシード姿の真。


電話をかけているだけで迷子になれるという、驚異的なあずさの方向音痴から、人違いによる誘拐未遂事件が発生し、
そこから街中を巻き込んだ一大トラブルに発展。あくまでマイペースに 「回り道」 を続けるあずさ、まるっきりあずさの王子様
として、誘拐された(と思っている)あずさの救出に向かう真。そしてあずさの不在を埋めるため、要領良く立ち回る美希。


あずさを追いかける黒服は、見た目グレンラガンのジョーガン&バリンボーですね(笑)。
声優さんも一人同じみたいですし、錦織監督がキャラクターデザインした作品からのゲスト出演でしょうか。



あずさは、行き先が見えていても方向を間違えるくらいの方向音痴のようですが、単純に方向感覚が悪いだけではなく、
困っている人を助けたりとか、色々と他の物に気を取られているうちに、こうやって迷ってるんだなぁ…とよくわかる話でした。


そして、ウエディングドレスというアイテムを抜きにしても、人(動物含む)を惹きつける魅力は、やはり天性のアイドル
ということなんでしょう。あずさを一目見れば、男は振り返り、子供は笑顔になり、画家はイメージを掻き立てられる。


さすがに象とキリンが立ち上がった時は、どうかと思いましたけど(笑)。



真は金華火腿を使ったアクションとか、中華街でのアクションシーンがジャッキー・チェンの映画みたいで格好良かったです。
美希は持ち前の要領の良さで、どう撮影すれば良い写真になるかをアドバイスするだけでなく、あずさのベストショットの
瞬間までカメラマンに指示を出して、センスの良さを見せ付けました。


婚約を破棄すると言っていた花嫁の方は、真を見て格好いいと言っていたところで、イケメン好きのフラグを立ててましたね。
しかし、花婿の方が自分で 『はじめまして。石油王でーす』 と名乗っちゃうところは、さすがに大爆笑でしたが(笑)。


そして最後は、ドタバタの定番追いかけっこ。あずさ、プロデューサー、真に黒服だけでなく、易者、画家、中華街の店員に
野次馬、果ては象やキリンまで巻き込んでの大騒動。


まぁパンプスを履いた花嫁姿のあずさが、先頭切って走れる筈も無いんでしょうけど、この辺はフィクション・コメディとして
素直に楽しめました。それよりも、あずさがちゃんと目標にたどり着けたことの方が驚きです(笑)。



今回は、真と美希をサブキャラに据えたキャスティングが、上手くはまってたと思います。最後に友美からのメールで
綺麗にオチも着きましたし、ここから竜宮小町、星井美希、菊地真のランクアップに繋がりそうな雰囲気も見られたので、
今後の展開に繋げる上でも良かったのではないかと。


そして、アイマスの楽曲も効果的にたくさん使われてましたが、「エージェント夜を往く」 と 「迷走Mind」 をここで使った
ということは、真の回は格好いい系の話ではなく、「自転車」 のような曲がかかる、爽やか系の話になるのかな。



―― 第八話 「しあわせへの回り道」 (了)




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