カラー扉絵は永水女子が誇る巨乳ツートップ、石戸霞と神代小蒔。残念ながら他の3人は今回カラーで出番なし。
その他の高校は全員カラーで登場してますが、エイスリンが耳に挿してるのは…赤ペン?
あらすじによると、姫様の能力は 「眠っているときに発動するらしい」 … と書かれてるので、やっぱりそうなんでしょうか。
東一局での睡眠中にも能力は発動してたのかどうなのか、その辺が気になります。しかし 「頑張り屋さん」 の姫様なのに
頑張らない方が良い結果が出そうってのは、なんか可哀想な気がしますが(笑)。
前回は親番が終わって白くなってたタコスでしたが、 『まだまだ東場』 と気を取り直すと配牌で一向聴。
さらに、第一ツモで聴牌しますが、そのまま聴牌を取ると四風連打で場が流れてしまうため、一度手を崩して遠回りをするか、
流局させて仕切りなおすかの二択を迫られる羽目になります。
清澄一巡目
それでもタコスは、手を崩しても今の勢いが続くと信じ、迷うことなく を選択。タコスの信じた通り、八巡目には手をさらに
高くして聴牌。改めて見てみると、タコスの聴牌は東一局から三巡目、一巡目、一巡目、三巡目、一巡目(張り替えて八巡目)と
かなりとんでもない状態ですね。
これを見るとまだまだ東場での神通力は衰えてないようですが、白望がタコスのリーチに感じた 「違和感」 は何だろう。
ダマで済むところをわざわざリーチかけたことに対してなのか、ドラ5とか乗ってる手に危険を察知したか。
清澄八巡目
宮守九巡目
その白望は、この場面で再び末原先輩が警戒する 『捨牌に迷った』 状態。ここから手が高くなる予兆を見せます。
とりあえず悩んだ次のツモでドラを引いて来たのは、前局と同じ。これを見ると白望の手が高くなるためには、手を止めて
「何を捨てるか」 ではなくて 「捨牌に迷う」 という行動自体が重要なのかなぁ…?この行動が、その後にツモが良くなる
ためのトリガーみたいなもの…のような 気もします。
そこから白望は、ドラ、一盃口、高目で純チャンまで乗せて聴牌。勢いに乗るタコスをして 「ヤな予感がする」 と言わしめ、
その予感通りに跳満ツモ。確かに捨牌に迷う前より手は高くなっているようです。
宮守和了形
ドラ :
ツモ@、平和@、純チャンB、一盃口@、ドラ@ 子跳満 : 3000/6000
先鋒戦 東ニ局
順位 | 選手名 | 学校名 | 学年 | 得点 | 得点差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 片岡優希 | 清澄 | 1 | 125300 | − |
2 | 小瀬川白望 | 宮守女子 | 3 | 108000 | -17300 |
3 | 上重漫 | 姫松 | 2 | 85600 | -39700 |
4 | 神代小蒔 | 永水女子 | 2 | 81100 | -44200 |
しかし純のように鳴きを使うでもなく、真っ向勝負で東場のタコスを上回って見せたのは、これが全国クラスの実力って
ことなんでしょうか。白望個人としての実力がどのレベルにあるかはわかりませんが、少なくとも姫様がお目覚め中の
間に限れば、先鋒の面子で一番強いのは白望ってことになるのかなと。南場に入ればタコスの勢いも落ちるでしょうし。
ただ、ここまで見せ場の無い姫松ですが、末原先輩は 『まだまだ想定内』 と言って、漫の反撃に期待してるようです。
一回戦でも漫は鹿老渡の先鋒に圧倒的リードを許したようですし、今のところは激流に漂う木の葉のように頼りない
存在ですが、このタイミングで 『こっから』 ということは、漫の親番に何かある…ってことだと思うので、とりあえず
次回の東三局は漫の活躍に期待してみたいと思います。
―― 第73局 「予感」 (了)
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