咲-Saki- 第73局 「予感」 



カラー扉絵は永水女子が誇る巨乳ツートップ、石戸霞と神代小蒔。残念ながら他の3人は今回カラーで出番なし。
その他の高校は全員カラーで登場してますが、エイスリンが耳に挿してるのは…赤ペン?




あらすじによると、姫様の能力は 「眠っているときに発動するらしい」 … と書かれてるので、やっぱりそうなんでしょうか。
東一局での睡眠中にも能力は発動してたのかどうなのか、その辺が気になります。しかし 「頑張り屋さん」 の姫様なのに
頑張らない方が良い結果が出そうってのは、なんか可哀想な気がしますが(笑)。


前回は親番が終わって白くなってたタコスでしたが、 『まだまだ東場』 と気を取り直すと配牌で一向聴。


さらに、第一ツモで聴牌しますが、そのまま聴牌を取ると四風連打で場が流れてしまうため、一度手を崩して遠回りをするか、
流局させて仕切りなおすかの二択を迫られる羽目になります。


清澄一巡目    



それでもタコスは、手を崩しても今の勢いが続くと信じ、迷うことなく を選択。タコスの信じた通り、八巡目には手をさらに
高くして聴牌。改めて見てみると、タコスの聴牌は東一局から三巡目、一巡目、一巡目、三巡目、一巡目(張り替えて八巡目)と
かなりとんでもない状態ですね。


これを見るとまだまだ東場での神通力は衰えてないようですが、白望がタコスのリーチに感じた 「違和感」 は何だろう。
ダマで済むところをわざわざリーチかけたことに対してなのか、ドラ5とか乗ってる手に危険を察知したか。


清澄八巡目         



宮守九巡目         


その白望は、この場面で再び末原先輩が警戒する 『捨牌に迷った』 状態。ここから手が高くなる予兆を見せます。


とりあえず悩んだ次のツモでドラを引いて来たのは、前局と同じ。これを見ると白望の手が高くなるためには、手を止めて
「何を捨てるか」 ではなくて 「捨牌に迷う」 という行動自体が重要なのかなぁ…?この行動が、その後にツモが良くなる
ためのトリガーみたいなもの…のような 気もします。



そこから白望は、ドラ、一盃口、高目で純チャンまで乗せて聴牌。勢いに乗るタコスをして 「ヤな予感がする」 と言わしめ、
その予感通りに跳満ツモ。確かに捨牌に迷う前より手は高くなっているようです。


宮守和了形       ドラ :


ツモ@、平和@、純チャンB、一盃口@、ドラ@   子跳満 : 3000/6000


先鋒戦 東ニ局

順位選手名学校名学年得点得点差
1片岡優希清澄1125300
2小瀬川白望宮守女子3108000-17300
3上重漫姫松285600-39700
4神代小蒔永水女子281100-44200

しかし純のように鳴きを使うでもなく、真っ向勝負で東場のタコスを上回って見せたのは、これが全国クラスの実力って
ことなんでしょうか。白望個人としての実力がどのレベルにあるかはわかりませんが、少なくとも姫様がお目覚め中の
間に限れば、先鋒の面子で一番強いのは白望ってことになるのかなと。南場に入ればタコスの勢いも落ちるでしょうし。



ただ、ここまで見せ場の無い姫松ですが、末原先輩は 『まだまだ想定内』 と言って、漫の反撃に期待してるようです。


一回戦でも漫は鹿老渡の先鋒に圧倒的リードを許したようですし、今のところは激流に漂う木の葉のように頼りない
存在ですが、このタイミングで 『こっから』 ということは、漫の親番に何かある…ってことだと思うので、とりあえず
次回の東三局は漫の活躍に期待してみたいと思います。



―― 第73局 「予感」 (了)




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