ウィッチクラフトワークス 第1話 「多華宮君と炎の魔女」


「ウィッチクラフトワークス」


原作:水薙竜
監督:水島努
脚本:水島努、横手美智子、吉田玲子
キャラクターデザイン:冷水由紀絵
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
アニメーション制作:J.C.STAFF


「月刊 good!アフタヌーン」 にて連載中の、水薙竜氏著のコミックをアニメ化。原作は未読です。


第1話 「多華宮君と炎の魔女」。脚本、絵コンテ、演出:水島努、作画監督:矢向宏志




オープニング。月明かりの下、時計塔の周りを滑空する魔女の火々里さんがかっこいいです。


世界観は、現代風と異世界風な町並が混在してるんですかね。ただ、本編を見ると普通の現代的な町って感じでしたが。
オープニングだけでもかなり多くのキャラが映ってましたけど、ここに出て来るってことは一応全員出番があるのかなと。


目から燃える炎が走る演出が、「咲-Saki-」 を彷彿とさせる火々里さん。男前な美人さんなので、多華宮君をお姫様抱っこ
している姿が、絵的に凄く似合ってます。火々里さんは雰囲気的に、「あずまんが大王」 の榊さんっぽいですかね。


それにしても火々里さんは胸大きすぎです。というか、オープニングに出てる子とか本編のモブ含めて、ここは巨乳天国ですか。



クラスでも目立たず冴えない少年の多華宮仄君と、背が高くスタイル抜群で女生徒達の憧れの的となっている火々里綾火さん。


全く接点など無さそうな二人なのに、同じクラスで席が隣同士だったり、通学のバスがいつも一緒だったりとなぜか 「偶然」
接点を持つ事が多いという不思議。どうやら多華宮君には魔女に命を狙われる “理由” があるようで、そんな多華宮君を実は
「炎の魔女」 だった火々里さんが守っていたということでした。


しかし、火々里さんって女子生徒から話しかけられてもほぼガン無視状態なんですけど、容姿だけでこれだけの人気を獲得
してるってことなんですかねぇ。そりゃあこんな美人さんと仲良くなりたいってのはわかるにしても、レスポンスが全く無いんじゃ
遠巻きに見られるだけで、近寄り難いタイプに思われそう。



魔女としてはかなりの力を持っているっぽい火々里さんですが、多華宮君が誘い出されたことに気づかなかったり、後ろから
近づいてるウサギに気づかなかったりするのは、結構うっかりさんなのか、それとも気づけない理由があったりするのかな。


火々里さんと 「偶然」 接点を持ってることが原因で、多華宮君が親衛隊から敵意を向けられたり、暴力を振るわれてる事にも
気づいてない (?) みたいですし。ただ、親衛隊に絡まれてるシーンで多華宮君は顔面を殴られたり蹴られてた筈なのに、
次のシーンでは全く傷痕もダメージも何も無いってのはちょっと不自然な気がしましたけど…。



何はともあれ、ウサギ軍団や倉石たんぽぽとのバトルシーンは良く動いてましたし、炎の魔法もかっこよかったです。
でも、あれだけメッタ刺しにされても火々里さんが無傷だったのは、「火で出来てる」 って火々里さんの言葉通りなんですかね。


たんぽぽは、這う這うの体で逃げ帰ったにも関わらず、しれっと転校して来るあたりが何か憎めない敵キャラって感じです。


しかし、1つのクラスにいきなり5人転校して来たりとか、獣耳とか眼帯とか怪しい風体が居ることに誰も突っ込まないのは、
この世界では別に珍しく無いってことなんでしょうか。それに、エンディングでこの5人が拷問のフルコースにされてるのは、
一体何なのかな、と (笑)。



―― 第1話 「多華宮君と炎の魔女」 (了)




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