咲-Saki- 第55局 「随想」 



【 随想 】 ―― あれこれと思うままの感想。また、それを書きとめた文章。
団体戦決勝終了後の、鶴賀 (かじゅモモ) と清澄のお話。残念ながら今回も12ページと少な目です。




負けてしまった悔しさからか、『どこかに消え入りたい気分だよ…』 と語るかじゅに、 『消えてもいいっすよ』 と珍しく
突き放したような言葉を返すモモ。


しかしそれは、ずっと世間の目から 「消えていた」 モモを捜し出し、『君が欲しい』 と必要としてくれたかじゅへの恩返し
として、たとえかじゅがどこかへ消えてしまったとしても、今度は自分が捜し出してみせる、というモモの意思表示――。


短いやり取りながら、かじゅとモモの絆の強さがよくわかるシーンだと思います。



一方清澄は咲を祝福する為に、全員が会場に集合。しかし一緒に控え室に居た京太郎、仲間に入れてもらえず(笑)。
アニメでは和との抱擁となる場面でしたが、原作はそんなに甘くなかったです。


ダッシュでトイレへ向かってしまう咲に、和はガックリ。でも最初から抱き合おうって感じでは無かったようですね。
咲のトイレ我慢ネタは、大将戦で衣が覚醒してから始まってましたが、ちゃんと最後に回収する辺りはさすがです。



普通なら主人公チームの勝利報告が終わって、次回から次の展開へって所ですが、まだ龍門渕が残ってますね。
やっぱり団体戦のもう一人の主役は衣だったんじゃないかと思います。


アニメでは既に個人戦も終了となってしまいましたが、原作でも個人戦は開催されるんでしょうか。
やるとしても、手抜きした咲が代表になれちゃうような展開は勘弁して欲しいなぁ…。



―― 第55局 「随想」 (了)




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