ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第十一話 「来訪者・燃ユル雪原」


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「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 第11話。やっとノエルの伏線回収に入りました。
さらに、ラス前だけあって次々と真実が明らかになって来て、整理するのが大変です。



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クレハ 『あんた、まだ諦めてないんだね。ジャコットさんのこと』


マダムジャコットって前回死んだわけではなかったんですね…。
そうすると前回カナタたちがマダムの捜索を諦めたのは、視認出来る範囲に居ないから追いつけないと判断しただけ?


でも行方不明ってことは生きてる可能性もありそうですし、場所的に言えばローマ兵に助けられてるかもしれません。


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そして大量に明らかになったノエル関連の伏線。


研究員 『この施設を本当に復元出来るとは。さすがはアカデミー史上屈指の天才少女だ』


まず 「旧時代の兵器」 というのは、ノエルが復元させたと言う 「施設」 で作られたもので、これが 「見えない死神」 の
正体なんでしょう。第六話でミシオの母親が 「見えない死神」 に襲われた時の話に 「発症」 という単語があったので、
生物兵器じゃないかと予想してます。


クレハ 『ビネンラントの鬼神って呼ばれた人よ。旧時代の兵器を復活させて3つの街を一夜で全滅させたって言う…』


そしてこれを使ったのがホプキンスなんでしょうけど、ビネンラントってのはヘルベチアの領土ではないのかなぁ?
それとも敵兵を殺すために自国の市民を巻き込んで街を全滅させたことで 「鬼神」 とか呼ばれてるんでしょうか。


クレハの言い方だと、「ホプキンスの使った兵器」 = 「見えない死神」 と結び付けて考えられているのか、
その辺がちょっとわかりません。まぁ自国の街に生物兵器を使ってたりしたら、軍機として情報が隠蔽されて
一般市民が知ることは無さそうですけど。


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これ以外でノエルの伏線らしいと感じてたもの。


四話で 「機械は…裏切らない…から」 と言ったのは、ホプキンスに騙されて兵器を作らされたことで人間不信になった。
五話で受け取った手紙の差出人の 「教授」 ってのは 「アカデミー」 とやらの教授のこと。
七話でビネンラントのことを 「直接知ってる」 と言ったのは現場に居たようなのでそのままの意味。


…という辺りではないかと思います。「アカデミー」 に関しては特に語られないんでしょうか。


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フィリシア 『ちょっとね、賭けてみようと思って…』
フィリシア 『賭けは私の負け。間に合わなかったのね、リオ…』


講和会議を成功させるためにリオが 「出来ること」 というのは、「帝国の人質になること」 だと思ってたんですが…。


リオが帝国の人質になることに 「賭ける」 という言い方は、リオの友人としてはちょっと似つかわしくない気がします。
フィリシアはそれをドライに割り切った上で言ってるのか、リオが何か大逆転の一手を持ってるってことなのか…。


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ユミナ 『この方は、天使の化石をご覧になるためだと…』
ユミナ 『それは間違った教えです!世界を滅ぼしたのは、悪魔です!!』
ユミナ 『世界を滅ぼした、黙示録の天使を見たかった…そのために来たと』


「羽の生えた悪魔」 はやはり実在していて、大昔にこんなファンタジックな生物が世界を滅ぼしたって事みたいですね…。


ただ、ローマでは 「黙示録の天使」 と呼ばれているようで、世界を滅ぼしたのが良いことだったと捉えられている節が
感じられます。アーイシャの祖母は時告砦に居たってことなので、どちらかの言い伝えが途中で捻じ曲げられているよう
ですが、不安定な情勢下に敵地に侵入してまで化石を見に来るほどの理由が、言い伝えの中に有るってことでしょうか。


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ヘルベチアとローマの 「炎の乙女」 に関する認識の齟齬、リオにしか出来ないこと、修理の終わったタケミカヅチ…。
この辺りが最終的に講和会議を収めるための、重要な鍵になりそうです。


一応自分なりの予想はしてますが、どんな最終回になるのか楽しみです。



―― 第十一話 「来訪者・燃ユル雪原」 (了)




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