Angel Beats! EPISODE.07 「Alive」


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「Angel Beats!」 第7話。遂に音無の記憶が明らかになりました。
そして敵が居なくなったのを見計らったように、またまた新たなる敵(?)が登場のようです。



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直井は 「一番聞きたかった言葉」 とやらで認めてもらったことで、夢が叶って成仏したのかと思ってたんですが
違ったようですね…。だとすると、直井の叶えたい夢は他にあるということなのか、その辺がちょっとよくわかりません。


結局直井が言った 「ここが神を選ぶ世界」 というのは直井の妄言だったってことで片付けられてるんでしょうか。
直井の言葉が事実なら自分達の存在意義を問われるほどのことなのに、誰もそれに触れようとしないのが不思議です。
しかも本当に直井の妄言だったと言うなら、前回のシリアスなやり取りは一体何だったのかと思いますし。


ついでに言えば直井はNPCに対しても暴力をふるったり人質にしたりしてる訳ですが、NPCと言うのは 「感情」 はあるけど
「記憶」 は持ってないんでしょうか。こんなのが生徒会長に居たらカナデの時以上の大問題になりそうな気がしますけど。
それともSSSに居る時点でもう生徒会長は辞めてるのか…?


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そして明らかになる音無の過去。


入院していた妹 「初音」 の存在。生きることに見つけられない希望。惰性の生活。初音の死。失うことで気づいた自分の
生きていた意味。初音のおかげで見つけられた新しい生きがい。夢半ばにしての鉄道事故による死。


音無結弦――。


音無の記憶はこの世界の根幹に直接関わってくるのかと思ってましたが、見たところ 「理不尽」 を感じて死んだ他の人間と変わらないようです。それに今の所記憶が戻ったことによる変化は、この世界にも音無自身にも特に現れていません。


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そうすると音無がこの物語の主人公になっている理由は、記憶とは別のところにあるってことみたいですね…。


他人を救うことが音無の 「夢」 になるなら、この世界の誰かを救ってやる(成仏させてやる?)ことで音無の夢も叶うという
ことは考えられそうです。ただそうなった場合に音無が救うのは、多分ゆりかカナデになるんでしょうけど。


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カナデに対するSSSメンバーの態度はよくわかりません。人質まで使って大虐殺(死んでないけど)をした直井は自然に
受け入れてる(?)のに、SSSの攻撃に対して自衛してただけで、既に敵対する意思も持ってなさそうなカナデに対しては
あからさまな拒絶反応を見せると言うのがどういう基準なんだろうかと。


SSSへの受け入れも全てゆりの一存で決まってるみたいなので、やっぱりこれはゆりの意思ってことでしょうか。


ゆりが今でもカナデに対して胸に一物持ってるのは間違いなさそうですが、それがカナデについて何か知っていてのこと
なのか、ただ漠然としたものなのかは分かりません。と言うより、ゆりが何を考えてるのかがいまだに理解出来てません。


そしてどんな経緯にしろ、自分を成仏させようとした直井をゆりがあっさり受け入れたのはかなり意外な気がします。


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最後に、カナデが仲間になって(?)完全に 「敵」 と呼べる存在が居なくなった途端に現れた新しい敵、 「天使」。


一見するとあからさまなゆりの自作自演っぽく見えちゃうんですけど、カナデが川のヌシからみんなを助けた時に分裂
してたのが原因ですかね…やっぱり。最初に見た時は単なる残像かと思ってましたが、分裂した方もずっと残ってるように見えるので、この時点でカナデが二人になっているようです。


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そして分裂した部分を見ると、みんなを助けた方が 「赤い目」 で、残った方が 「金色の目」 をしてます。
ゆりを襲った(らしい)カナデは赤い目をしてるから、残った方が本物(?)のカナデってことのようですね。


だとすると、赤い目の方はカナデが自衛のために作ったプログラムの一つでそれが暴走してるとか…?
ありきたりですけど、今のところそんな予想しか出来そうもないです。



―― EPISODE.07 「Alive」 (了)




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