ToLOVEる-とらぶる- Vol.6 矢吹健太朗/長谷見沙貴 


謎の少年!?の登場により、ララの地球での生活に終止符が打たれる!?
リトとの同棲は一体どうなるのか! 他、犬になったリトが春菜の家で大騒動♥
さらに春菜の誕生会で、リトはララ&春菜と密着状態に…★


【収録話】

トラブル44 : 「ワンダフルライフ2」トラブル49 : 「もう一度ここから」
トラブル45 : 「闇の診療所」トラブル50 : 「史上最悪のクラス」
トラブル46 : 「ドッキリ♥バースデイ」トラブル51 : 「魅惑のマニフェスト」
トラブル47 : 「暴走小僧」トラブル52 : 「最強のモテ男」
トラブル48 : 「決意」


脚本:長谷見沙貴氏、漫画:矢吹健太朗氏の学園ラブコメディ 「ToLOVEる-とらぶる-」 の第6巻、「もう一度ここから」 です。
「週刊少年ジャンプ」 H19年16号〜25号掲載分収録。2007年10月4日発売。


 ※ 執筆者の好みにより、古手川唯中心の感想です 



トラブル49 : 「もう一度ここから」


2年生に進級したリトたち。登校中、リトとララは初めて会った場所にやってくる。そこでララが今の想いを語り出す…。
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年21号。



「ToLOVEる-とらぶる-」 の連載一周年にして、古手川唯の初登場回。ララがリトに初めて出会った場所で、「もう一度ここから」
二人の関係を始めようと、リトに改めて告白する話。一話前の 「トラブル48:「決意」」 と合わせて、ララの健気な気持ちが存分に
感じられる回でした。この辺りから、ララに対する見方が変わってきたかもしれません。


そして、この回の最後に登場したのが新キャラの唯ですが、まずは次回に続く顔見せといったところです。この頃は髪の分け目
が正面から見て右側にあり、切れ長の目が今よりもキツそうな性格という印象を与えてますね。


トラブル49 : 唯の登場コマ数 (3) 【 執筆者による適当調べ 】



トラブル50 : 「史上最悪のクラス」


度々トラブルを起こすリトたちを目の敵にする、元1-Bクラス委員の唯。新年度のクラス委員に立候補する唯だが…?
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年22/23合併号。



“超” が付く堅物な元クラス委員として登場した唯は、とにかく生真面目で融通が利かない女の子、という描かれ方をしてます。
「ハレンチ」 なことが大嫌いで、クラス内の風紀を乱す生徒が許せない性格。


そんな性格なので、規律とは無縁で自由奔放なララや、唯から見て 「ハレンチ」 な行動を繰り返すリトに目をつけて、自分が
同じクラスになったからには、問題児二人に好き勝手なことはさせないと、クラス委員に立候補します。


まぁ、実際に同じクラスに居たら少し疲れる相手かもしれませんが、唯みたいな可愛い女の子と同じクラスになれるなら、
少しくらい疲れる性格でも、自分なら全然許しちゃいますよ (笑)。



ペケが外れてララが裸になった時、顔を真っ赤にして早速決め台詞の 「ハレンチな!」 を使っていましたが、これを見ると唯が
ハレンチ嫌いなのは、免疫が無いのが理由だと想像出来そうです。そして、普段ツンとすました顔をした娘が、こういう 「素」 の
表情を見せてくれる瞬間は、やはり可愛いですね。


意外にも、黒髪ストレートロングのメインキャラは今まで登場していなかったので、個人的な好みでも唯には期待してましたが、
その後のツンデレっぷりは、期待以上の可愛さを見せてくれることになります。


トラブル50 : 唯の登場コマ数 (33) 【 執筆者による適当調べ 】



トラブル51 : 「魅惑のマニフェスト」


クラス委員を決める、ララと唯の選挙戦が勃発!クラスを良くしようと尽力する両者だが、選挙の結果は意外なものに!!
掲載は、週刊少年ジャンプ 2007年24号。



まず扉絵ですが、これを見ると唯とララの胸の差が結構あるように見えます。ただ、「ぱ〜ふぇくとらぶる」 を見ると、二人の差は
1cmしか無いので、この後リトに揉まれて成長した、と考えるほかないでしょうか (笑)。


「魅惑のマニフェスト」 として、厳格さをアピールする唯と、自由さをアピールするララという対照的な二人。まぁ、クラス委員が
ララになれば確かに楽しそうなんですけど、さすがに規律が一切なくなるのは困りものですし、唯の場合は少し窮屈な学園生活
になりそうなので、どちらにしてもちょっと極端すぎたようです。



開票の時に、ララに2票しか入ってないのを見て、有頂天になってる唯が可愛かったんですが、その唯も演説してた時に集まって
いた支持者まで失って、2票しか集められなかったというのは切なさ炸裂でした。でもこれは、唯の人望が無かったというよりも、
ララの発明で 「変身」 した姿を見られたのが原因なんでしょうね、たぶん。


そして、二人の代わりに白羽の矢が立てられる春菜は、やっぱりみんなから 「優等生」 ってイメージで見られてるのかな、と。


この回では、早速リトが唯の体にダイブして、激怒した唯に殴られるという 「黄金パターン」 が、既に確立されています。
ここから先、唯がリトに様々な 「ハレンチ行為」 を受けるという、序章となっているわけですねっ (笑)。


トラブル51 : 唯の登場コマ数 (28) 【 執筆者による適当調べ 】



―― ToLOVEる-とらぶる- Vol.6 (了)




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