ウィッチクラフトワークス 第3話 「多華宮君とクロノワールの罠」


「ウィッチクラフトワークス」


原作:水薙竜
監督:水島努
脚本:水島努、横手美智子、吉田玲子
キャラクターデザイン:冷水由紀絵
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
アニメーション制作:J.C.STAFF


「月刊 good!アフタヌーン」 にて連載中の、水薙竜氏著のコミックをアニメ化。原作は未読です。


第3話 「多華宮君とクロノワールの罠」。脚本:水島努、絵コンテ: 鈴木洋平、演出:桜美かつし、作画監督:小渕陽介、藤沢望




今日も今日とて、火々里さんが勝利してたんぽぽ達が敗北するという、予定調和な日常からスタートです。
工房長のかざねから認められ、正式に弟子となった多華宮君は、師匠の戦いをアスファルトに正座して見守ってます。


たった一撃で終わる戦いから何を学べるかはわかりませんが (笑)、師匠は 「どんな些細な事にも意味はある」 と仰ってます。


そして今回は、「まともな」 塔の魔女、クロノワール・シュヴァルツ・シックスが遂に動き出します。“6” にどんな意味があるかは
不明ですが、「独裁ボタン」 による動きの固定やダメージ転移の魔法を見抜いた攻撃で、簡単に主導権を取って見せます。


クロノワールの話によると、やはり火々里さん自身は無敵であり、多華宮君のダメージは火々里さんが身代わりになっていた
ようですが、これは多華宮君の中の力を借りて 「無敵の魔女」 となった火々里さんが、多華宮君に仕えて身代わりになるという
誓いを立てているから ―― とのことです。



しかし、「契約」 というからには双方の合意が必要となる筈ですが、多華宮君はその事を覚えていないようですね。


多華宮君の 「白いアレ」 というのが何かはまだ語られていませんが、クロノワールの目的である多華宮君の 「力の解放」 は、
そのトリガーとなる飴状の “薬” が多華宮君の手中に渡った時点で、“予言” 通りにいつか現実になるんでしょう。


ということで、今回の勝負は結果的にクロノワールの計算どおりとなったようです。


学校にはたんぽぽ達5人に続いて、前回登場した 「星組」 の3人まで転校して来ました。でも、そもそも冬月高校が 「工房」 の
テリトリーなら、「塔の魔女」 を転入させないって処置も取れそうな気がするんですけど、ダメなんでしょうか。


それはともかく、やっぱり飾鈴は可愛いですねぇ。このアニメの登場人物にしては、胸が真っ平らですけど (笑)。



今回は修行を通じて、ローブの説明とかしてましたけど、二人の横を桂虎徹が素通りしてましたし、ローブを着てると相手が
魔女でも見えなくなるってことなのかな…。でもそれだと、ローブを着た魔女同士の戦いは、相手が見えずに戦えなくなるので、
双方共にローブを着てれば相手が見えるってことなのか、それとももっとややこしい設定でもあるのかな、と。


箒に乗って空を飛ぶシーンは、3Dでしたけど町が細かく作りこまれてましたし、空を飛んでる気持ち良さが出てて良かったです。
でも、個人的には空を飛べることよりも、火々里さんと密着出来ることの方が羨ましく感じますけれども。


そういえば、結局霞の友達 (田沼佳子) に絡んでた特徴的な外見の女子高生達は、一般人だったんですかねぇ。
そして、今回も霞は顔が見えなかったなぁ……と思ってたら、普通に予告で顔バレしてました。何のために隠してたんだろう。



―― 第3話 「多華宮君とクロノワールの罠」 (了)




画像の著作権は全て著作権者に帰属します : © 水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会



【関連記事】 ウィッチクラフトワークス 第2話 「多華宮君と魔女達の思惑」
【関連記事】 ウィッチクラフトワークス 第4話 「多華宮君といじわるな妹」



月 奏 ページの先頭へ ▲