ウィッチクラフトワークス 第4話 「多華宮君といじわるな妹」


「ウィッチクラフトワークス」


原作:水薙竜
監督:水島努
脚本:水島努、横手美智子、吉田玲子
キャラクターデザイン:冷水由紀絵
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
アニメーション制作:J.C.STAFF


「月刊 good!アフタヌーン」 にて連載中の、水薙竜氏著のコミックをアニメ化。原作は未読です。


第4話 「多華宮君といじわるな妹」。脚本:水島努、絵コンテ: 二瓶勇一、演出:池端隆史、作画監督:直谷たかし




アバンに登場したのは、「メデューサ」 と呼ばれる新キャラですが、たんぽぽ達の 「師」 だと言われてるので、恐らく塔の魔女
の1人かと。しかし、こんな封印処置されるような師匠から、どうしてあんなボンクラな弟子達しか生まれないのかという疑問が。


そんなボンクラ5人組は、今日も今日とて多華宮君を手に入れるために奸計をめぐらせます。


自分は飾鈴が気に入ってますが、今回は貴重な鈴の発言シーンを見ること出来ましたし、自分の意図が伝わらなくて困ってる
所を冥に助け舟を出してもらって、嬉しそうにしてるのが可愛かったです。というか、あれで伝わる冥の理解力が半端ないっス。
今回はこのシーンが見れただけで満足ですが (笑)、他にも骨の恐竜に乗って戦ってたり、いつもより目立ってましたね。



今回、たんぽぽ達に接触して来たのは、前回有耶無耶の内に消えてしまったクロノワール。同じ塔の魔女の先輩 (?) として、
5人を文字通りチェスの駒代わりとして扱うべく策を授けますが、たとえどんな良策だろうと実行するのが所詮この5人では結果
は推して知るべし。と言うか、この5人以外の塔の魔女も有象無象で、ワニ1人で戦った方が役に立つんじゃね?という感じ。


そして、前回まではなぜか顔が映されなかった多華宮君の妹の霞ですが、特に何の 「溜め」 も無くあっさり顔出ししました。
別に意図的に隠してたわけじゃなかったのかもしれませんが、この子も他の魔女達に負けず劣らずの個性的なお嬢さんです。
見た目の印象として、“妹キャラ” にしては結構大人っぽい顔してるなぁと思いました。


霞はいわゆる “ブラコン” ですが、かなり病んだ方向に突き抜けたキャラで、2話で火々里さんと多華宮君の二人をストーキング
してたのも、単なる好奇心ではなく 「“私のお兄ちゃん” がどんな女と会ってるのか確認する」 ということだったのかな、と。


火々里さんのことは一応 「姫様」 と呼んではいますが、他の生徒達のように火々里さんを敬っているようには見えません。



霞も火々里さんと同じ 「工房の魔女」 の一人だったようで、巨大化させたぬいぐるみを操って戦うという、たんぽぽと同系列な
タイプ (?) のようです。霞が操るクマとたんぽぽが操るウサギの戦いは、ウエスタン・ラリアットや地獄突きなどがが炸裂して
いるのが、往年のプロレスを見ているかのようで面白かったです。でも、ウェスタン・ラリアットは左腕でやって欲しかったかな。


しかし、世界を混乱させると言われる塔の魔女ですが、町への被害を拡大させてるのは紛れもなく工房の魔女ですよねぇ。



―― 第4話 「多華宮君といじわるな妹」 (了)




画像の著作権は全て著作権者に帰属します : © 水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会



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