「ウィッチクラフトワークス」 原作:水薙竜 |
「月刊 good!アフタヌーン」 にて連載中の、水薙竜氏著のコミックをアニメ化。原作は未読です。
第5話 「多華宮君と石眼石手の魔女」。脚本: 横手美智子、絵コンテ: 谷口悟朗、演出:桜美かつし、作画監督:石井哲哉、
藤部生馬、村上雄
今回は、多華宮君のママン・小町さんが初登場。さすがは霞の母親だと主張せんばかりの巨乳と、躁鬱状態の切り替わりが
激しい極端な性格で、遺伝子の強さを感じずにはいられません。この親にしてこの娘ありだな、と。
娘の霞は実の兄に偏執的な愛情を向けており、一緒の布団で寝る、一緒に風呂に入る、ゲームの面倒な部分は全部兄に
押し付けるなどなど、それらは全て 「妹の権利」 だと主張する傲慢ぶり。しかも、風呂では兄の眼前にマッパで仁王立ちする
など、羞恥心の欠片も無い姿に実の母親からも手遅れの烙印を押されてしまってます。
そんなダメ親子の会話を横で聞く火々里さんが、無表情に怒りの矛先を摩訶ロンに向けてましたが、このクマは普段から勝手に
動き回ったりとかして、霞の使い魔代わりか何かなんですかね。でも、多華宮君が 「魔女のことは一般人の母にはバラせない」
って言ってましたけど、こんな怪しいクマが動き回ってても、小町さんはおかしいと思ってないんでしょうか。
前回までで、火々里さんの持つ無敵の力は多華宮君から供給されていることや、その見返りとして多華宮君が受けるダメージを
火々里さんが肩代わりしている事などがわかっていますが、どうしてそうなったかという二人の過去については、火々里さんの
記憶にも無いとのことで、火々里さんは多華宮君の力に関係する “誰か” が 「私達をそういう風にした」 と思っているようです。
それが誰かは今のところ見当もつきませんが、かざねや小町が無関係だとしたら、まだ登場してない人物になるのかな、と。
それに、今回は二人の過去のような映像もありましたが、頭に包帯を巻いて背景が真っ白だったので、病院で会ってるっぽい?
前回脱獄したメデューサは、早速火々里邸に襲撃をかけて来ましたが、クロノワールのように何らかの策を講じているようには
見えませんでしたし、ハイパー火々里さんに負けた後は、あっさり軍門に下ってるみたいなので、結局何がしたかったのかが
よくわかりませんでした。
メデューサは、獄中から部下のたんぽぽ達に指示を出してたみたいなので、多華宮君の中の 「白いアレ」 と呼ばれる、
“エヴァーミリオン” の力を手に入れようとしてるんでしょうけど、封印を解いても白姫に敵対されるんじゃ意味が無さそう
ですし、どうしたいんでしょうかねぇ。
ただ、メデューサは目と両手を封じられてこの強さですし、塔の魔女でもマスタークラスはまともに強そうです。
しかし、クロノワールはまだ魔力が回復してないにしても、前回塔の魔女の下っ端連中を片っ端から叩きのめしてた鰐紳士が、
工房の魔女にあっさり捕まったのは、工房の魔女が桁違いに強いってことなのか、塔の魔女 (雑魚) が極端に弱いのか。
今回は鈴の出番が少なかったですけど、最後にメデューサの蛇に乗って楽しそうにしてたのが可愛かったです。
―― 第5話 「多華宮君と石眼石手の魔女」 (了)
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