ウィッチクラフトワークス 第2話 「多華宮君と魔女達の思惑」


「ウィッチクラフトワークス」


原作:水薙竜
監督:水島努
脚本:水島努、横手美智子、吉田玲子
キャラクターデザイン:冷水由紀絵
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
アニメーション制作:J.C.STAFF


「月刊 good!アフタヌーン」 にて連載中の、水薙竜氏著のコミックをアニメ化。原作は未読です。


第2話 「多華宮君と魔女達の思惑」。脚本:水島努、絵コンテ: 佐山聖子、演出:高島大輔、作画監督:木本茂樹




冒頭から、転校して来た5人組の魔女が、火々里さんにオシオキされてます (笑)。火炙りとかオシシ仮面かと思いましたよ。
エンディングで数々の拷問地獄を受けている5人組ですけど、この先あれと同じ目に遭わされていくことになるんでしょうか。


そして、倉石たんぽぽ率いる塔の魔女の狙いは 「お前 (多華宮君) の身体」 、 「お前の中の白いアレ」 とか言い出しました。
ただ、目つきの悪い宇津木環那が 「勘違いする」 と言ってるので、どうやら一般的に想像する 「子種」 の事では無いようです。


多華宮君が受けた傷が、火々里さんの体にフィードバックされるってのは、二人の体が何らかの形でリンクしてる状態なのか、
ダメージが転移される仕組みにでもなってるのか。前回、火々里さんの親衛隊に殴られた多華宮君が、次のシーンでは何事も
無かったかのようにしてたのは、このカラクリがあったからってことなのかなと。


ついでに、火々里さんが敵の襲撃に対してなぜかワンテンポ反応が遅れるのも、これと何か関係がありそうな感じでしょうかね。



ただ、前回火々里さん自身がウサギ軍団に串刺しにされた時は、傷口が残ってないっぽかった (?) ですけど、火々里さんが
マフラーで首元を隠してたということは、多華宮君経由で受けた傷痕は残ってしまうってことなんでしょう。


今回も5人がかりで全く歯が立たずに、鮮やかな戦略的撤退を見せた塔の魔女ですが、今後もこういう役回りになりそうですね。
個人的に5人の中では飾鈴が可愛くて気になるんですけど、全然喋りません (笑)。それと、「あい・まい・みい」 という3人組も
登場しましたが、こちらも実力的にはたんぽぽ達と大差ないようで、火々里さんにあっさりとぶちのめされて敗走しています。


そういえば、結界とか張ってる様子も無いし、魔女同士の争いで破壊された建物とかって、たぶんあのままなんだよなぁ…。
最後に火々里さんの母親のかざねが、「苦情が来てる」 って言ってましたし。


そして、塔の魔女では 「クロノワール・シュヴァルツ」 という少し骨のありそうな魔女も登場しました。かざねとは旧知のようで、
会話の中には 「ヴァルプルギスの夜」 なる単語も出て来ましたが、まぁこれは別に 「最強最悪の魔女」 の事ではなく、本来の
「魔女達の集会」 的な意味になるのかな。



それと、多華宮君の妹の霞も出て来ましたが、なぜか後姿ばかりです。でも、多華宮君が電話してる所を覗き見してましたし、
デート中に二人をストーキングしてたのもたぶん霞だと思うので、単なる興味なのか、何らかの目的があるのか、といった所。


新キャラではもう一人、爆乳メイドの 「氷尾凍子」 が登場して、名前とは正反対の暑苦しさを見せてましたが、逆に火々里さんの
冷たい視線に晒されて悶えてたり、かなり個性の強いキャラでした。というか、このアニメの登場人物はみんな個性的です。


と言うことで、2話目にしてさらに大量の新キャラが投入されて来ましたが、立ち位置と役割がハッキリしてるので、それほど混乱
せずに見れてます。ストーリー的には、とりあえず 「工房の魔女」 対 「塔の魔女」 による多華宮君の “白いアレ” を巡る戦いと
して見ておけば良いんでしょうね。


Cパートでは、多華宮君の魔法使い姿の写真を撮りまくる火々里さんが、イメージと全然違ってて可愛かったです。



―― 第2話 「多華宮君と魔女達の思惑」 (了)




画像の著作権は全て著作権者に帰属します : © 水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会



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